現在のビジネスシーンではほとんどの方がパソコンを使っていると思います。
日常業務はこなしているものの、あらためて今パソコンで行っている手順について見直す機会ってなかなかないのではないでしょうか?自分もそうです。
本書は自称「効率化の鬼」プロブロガーのヨスがサラリーマン時代を含め20年以上かけて試行錯誤してきた「効率よくパソコンを使い、仕事に使う時間を短縮させるの技」をまとめたものです。
元々、パソコンにはショートカットや単語登録など便利な基本機能がある上にOSは常にアップデートされていますし、新しいアプリケーションもどんどん開発されています。すべて習得するのは現実的ではないですよね。本書では「今現時点」で「抑えておくべき」テクニックが凝縮されています。
「ショートカットなんでコピー&ペーストぐらいしか使ってないよ」って人には特に目から鱗の情報満載です。
ちなみに著者のヨスとは同級生なんです。
同級生で有名プロブロガーとして大活躍中のヨスの書籍がいよいよ明日発売です。先程本人から直接受け取りました!クラウドサービスの活用でなんと弊社も取り上げてもらってます。
・効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術https://t.co/NaCmbYEOMI pic.twitter.com/9ywyWiPEVQ
— 牛尾 隆/TakashiUshio@デジタルノマド経営者 常に働き方改革中 (@ushio) 2018年4月19日
パソコンのほんの一部の使い慣れた機能しか使っていない人が大半
前半は主にOSの基本機能の工夫について。管理しやすいフォルダやファイル名の付け方、タイピングやショートカット、単語登録についてです。特に単語登録は著者の言葉に対する強い思いが出てます(笑)
僕も職業柄、パソコンはヘビーユーザな方だと思いますが自己流ですし、知らないことや忘れていたこと、そして新しい発見が多かったです。
あと、スタートアップの設定変更は意外と使ってない(知らない)人多いのではないでしょうか。
デスクトップも散らかっている人多いですよね。
本書きっかけでタイプミスから新たな発見!
エクスプローラーを開いたり、ウィンドウを閉じてデスクトップを表示させる「Windows」キーのショートカット。
試しに色々触っていて、誤って「Windows」+「w」を押すとWindowlnkワークスペースが開いて、その中に「画面スケッチ」が簡単に画面キャプチャと編集ができるではないですか!※Windows10
画面キャプチャは仕事のやりとりで結構使っていて「PrtScr」と画像編集ソフトなど使っていたのが、一気に楽になりました。
本書きっかけでたまたま見つけましたが、
「仕事をラクにする」目的と、もう1つの大きな目的が本書にあります。「もっと仕事を効率化させるにはどうしたらよいか?」を考える「クセ」を身につけていただくことです。
と著者の言うとおり普段から試したり調べたりと常に改善を意識すること大事ですね。
今の時勢に合った技も満載
僕も愛用しているブラウザGoogleChromeの便利な機能や、クラウドサービス、SNS、そしてもちろんスマートフォンについても触れられています。フリック入力の辞書登録は便利ですね。
繰り返しになりますが「今現時点」で「抑えておくべき」テクニックが凝縮されています。抜け目がない。
余談ですがローカルネタ
Evernoteによるレシートのスキャンの説明でそのレシートが近所のうどん屋。
さすが讃岐人。笑えました。
株式会社テリムクリも取りあげられています
5章「クラウドがあればオフィスにいなくても仕事ができる」で、なんとありがたいことに弊社を取り上げてくれています。完全にリモートワークの形態で経営してして、データ共有にDropbox(有料版:Dropbox Business)を使っています。
働き方や効率化は僕の人生の中でも重要なテーマです。
Macのアプリケーションも対応
WindowsとMacのどちらでも使える技が中心ですが、そうでない場合はWindowsの方を掲載、ただし巻末にMac用のアプリリケーションが紹介されています。
さいごに
本に掲載されている技をそのまま使うだけでももちろん効率化になりますがそれよりも業務を効率化させる「思考」を学んで普段から自分の業務効率化を習慣にするが大事なんですね。
まずは最近よくやっているなぁと思う作業から試して見てはいかがでしょうか。
ちなみに献本してもらったのにもかかわらず、以前Amazonで予約注文したのを忘れていて後日届きました・・。
ぎゅうログ的今日の学び
時間は有限、常に改善!