香川大学工学部で開発し現在小豆島で実証実験をしているkadapam(カダパン)というシステム。
株式会社テリムクリもサポートさせてもらっており、打ち合わせも兼ねて現場にお邪魔しました。
そもそもkadapam(カダパン)ってどんなもの?
専用の観光ガイドブックに掲載されている写真と同じ場所・構図で自分のスマホを使って写真を撮影すると、その写真に置き換わったガイドブックが出来上がるサービスです。データはスマホにも残りますが島で印刷まで対応しています。
スタート地点は「道の駅 小豆島オリーブ公園」
白いギリシャ風車、2,000本のオリーブ畑、実写版「魔女の宅急便」のロケ地としても有名でオリーブの歴史も学べる場所です。平日の夕方でしたが外国からの観光客で賑わっていました。オリーブのソフトクリームも美味しかったです。
ガイドブックを持って他の観光地へもGO!
海辺コースを選択し、土渕海峡・迷路の町・エンジェルロードを巡りました。ガイドブックと同じ構図を発見した時と撮影して画像が認証された時は思わずガッツポーズ。
ちなみにおじさん二人でキャッキャ言いながらまわってました。
撮影スポットでかつ印刷が出来る「道の駅 小豆島ふるさと村」には時間の都合で辿りつけず残念!
旅を終えたらガイドブックを生成
自分が写っているガイドブックが出来上がりました。以下は印刷前のデータで、印刷後に三つ折りする事でガイドブックになります。
アルバムのようなガイドブックのような何やら新しい「モノ」が出来上がった感じです。少々人物の主張強くても構図の認証通りますので目立ちたがりの方も安心してください。ちょっと見切れてみたり、さり気なく写るのもシュールで面白いかもしれませんね。いろいろ遊べそうです。
kadapam(カダパン)のこれから
現在は実証実験の段階ですが今後観光サービスやオリエンテーリング、フォトロゲイニングなど展開が期待出来そうです。また研究のポイントでもある写真についているExif(時間や位置情報)から観光者の行動分析ができるのは面白いです。
ぎゅうログ的今日の学び
クラウドサービスやAPIなど環境も整いコストも下がって、おじさんエンジニアが飲みニケーションなんで言ってる間に優秀な若者がサクッとサービス作っちゃうすごい時代です。
はりきって足攣りそうになったのは内緒です。#小豆島 #魔女の宅急便 #kadapam pic.twitter.com/xYPutVye1V
— TakashiUshio (@ushio) 2017年11月29日
土庄のフレトピア。ハードのポテンシャルを活かすソフトが充実してきている感満載。子どもたちも父兄もコーチもスタッフもキラキラで熱量すごかった!子どもたちがボールウォッチャーになった瞬間裏取りに行く馬場選手w。#小豆島 #スポーティーズ #SPORTYZ #馬場賢治 #カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/uFwv18av76
— TakashiUshio (@ushio) 2017年11月30日